三重県伊勢市にある赤福。
1月を除く毎月1日に販売される朔日餅、五月は、さくら餅


2019年5月の記事

この記事がほかのブログに分散していたので1本化。



五月、端午の節句。祝菓子は柏もち。

柏は新緑が育つまで親は枯れません。

それにあやかって、こどもの成長と

子々孫々の繁栄を祈ってきたのがこの

お餅。包む手さばきも、神前のかしわ手

ににています。




伊勢千代紙のこと

京の宮中や江戸の大奥ではじまった千代紙は、

やがて伊勢型紙によって友禅や小紋のうつくしい

紋様を刷るまでに成熟しました。月ごとの

朔日餅を伊勢の文化「伊勢千代紙」でつつみ、

あなた様ご一家の千代のご繁栄をお祈りします。






かしわ餅と伊勢千代紙の説明。




五月の包装紙伊勢千代紙の絵について

五月・端午の節句は男児が武将たら

ん願いをこめて菖蒲でことを行い花を

飾りて祝います。

実(まこと)に菖蒲は五月の花と思います。

伊勢千代紙の絵について版画界の

大御匠徳力富吉郎先生にお願いしており

ますが、先生ご創作の花菖蒲は、図柄、

色彩、気品あふれるものでございます。

包装紙にはもったいない思いで使わせて

戴きました。


(花菖蒲は三重県の県花になっています)


包装紙裏面 伊勢千代紙の絵の説明


消費期限が5月1日から令和になったら、西暦表示に。
原材料、栄養成分表示が1か所へ。



令和元年初日が5月1日で期待していたのに表記変更はとても残念。

包み紙は上部と下部のみ糊付けされてました。

「伊勢千代紙 版元・・・」の裏はしてありません。

陳列するわけではないからかな。

2019年4月(平成31年)まで消費期限は元号でした。




かしわ餅の中はこしあん。



伊勢には毎月一日に神宮へ参る「朔日参り(ついたちまいり)」があり、

無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、新しい月の無事を願い、

この朔日参りのお客様を「朔日餅(ついたちもち)」でお迎えします。

(朔日餅の説明から。)


朔日餅を購入できる場所。


伊勢市にある赤福本店、

三重県の近鉄百貨店四日市店、EXPASA御在所上り線赤福茶屋、

名古屋市内の百貨店、大阪、神戸市内の一部百貨店、

1月を除く毎月1日限定で購入可能。

詳細は赤福のホームページで。


事前予約したほうが確実に購入できます。

楽天ポイントも貯まる松坂屋名古屋店で購入しました。


各月の朔日餅

二月 立春大吉餅

三月 よもぎ餅

四月 さくら餅

五月 かしわ餅

六月 むぎて餅

七月 竹流し

八月 八朔粟餅

九月 萩の餅

十月 栗餅

十一月 ゑびす餅

十二月 雪餅