三重県伊勢市にある赤福。
1月を除く毎月1日に販売される朔日餅、十二月は、雪餅


朔日餅は、二月から十二月まで、一月を除き一日限定発売。


2018年12月の記事

この記事がほかのブログに分散していたので1本化。



暦の上では十二月は大雪。

雪餅は大地の雪景色を表現します。

もろこし粉入りの餅生地は大地をあらわし、

その上に雪を降らせうす化粧をしました。



包装紙伊勢千代紙のこと

京の宮中や江戸の大奥ではじまった千代紙は、

やがて伊勢型紙によって友禅や小紋のうつくしい

紋様を刷るまでに成熟しました。月ごとの

朔日餅を伊勢の文化「伊勢千代紙」でつつみ、

あなた様ご一家の千代のご繁栄をお祈りします。







十二月の包装紙伊勢千代紙について


十二月に入ると寒さも増し、暖をと

るためか家の内外での焚火が多くなり

火災が多く、つい近年まで十二月が防

火月間でした。お米屋さんなどがお勝手、

水屋等に貼る「火の用心」の千社札風の

貼紙を配られたものです。なつかしく

心すべき大切なことを徳力富吉郎先生

が願いと祈りを込めて伊勢千代紙を

作ってくださいました。





雪餅の栄養成分表示


消費期限平成30年12月1日
令和では、西暦表示になりました。


包装紙裏面にあった伊勢千代紙の絵についての説明


雪餅は6個入を購入。


雪餅の中はこしあん





伊勢には毎月一日に神宮へ参る「朔日参り(ついたちまいり)」があり、

無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、新しい月の無事を願い、

この朔日参りのお客様を「朔日餅(ついたちもち)」でお迎えします。

(朔日餅の説明から。)


朔日餅を購入できる場所。


伊勢市にある赤福本店、

三重県の近鉄百貨店四日市店、EXPASA御在所上り線赤福茶屋、

名古屋市内の百貨店、大阪、神戸市内の一部百貨店、

1月を除く毎月1日限定で購入可能。

詳細は赤福のホームページで。


事前予約したほうが確実に購入できます。

楽天ポイントも貯まる松坂屋名古屋店で購入しました。


各月の朔日餅

二月 立春大吉餅

三月 よもぎ餅

四月 さくら餅

五月 かしわ餅

六月 むぎて餅

七月 竹流し

八月 八朔粟餅

九月 萩の餅

十月 栗餅

十一月 ゑびす餅

十二月 雪餅




赤福の朔日餅記事、今回で最終回