名古屋鉄道(名鉄)地区の再開発がコロナ禍の影響で
延期されることが正式発表されました。


2017年撮影。中央の白い建物が名鉄百貨店
北側から撮影


2017年名鉄が発表した
再開発ビル。南側から見た完成予想図。


上層階のテナント需要がコロナ禍の影響で変化、経営の悪化が原因。

安藤隆司社長は11月10日の決算記者会見で
「いったん立ち止まって考えたい」と述べた。





名鉄が2017年3月に発表した計画では、
名鉄百貨店本店本館から日本生命笹島ビルまで既存の六つのビルがある区域を一体開発し、
南北400メートル、高さ160~180メートルで30階前後の駅ビルを
近畿日本鉄道など計4社で新設する予定だった。
安藤社長は、開発規模やビルの形状も含めて再検討するとし、事実上の白紙化に言及した。

名古屋駅の4線化は、線路が上り下り各1本しかなく
同じホームから異なる方面に電車が頻繁に出発する現状を解消し、
観光客などの利便性を改善する狙い。
これについても「ビル開発と一体。4線化が可能かどうかを含めて再検討する」

2017年名鉄が発表した計画案。



2017年名鉄名古屋駅で撮影。 2線3面の駅。
特急も普通も同じ停車時間にせざるを得ない。


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再開発予定がある名鉄名古屋駅 出入り口編 

コロナ禍の影響がここまで来たかという感じ。
リニア中央新幹線は計画通り開通しない見込み。

延期により、名鉄百貨店や近鉄パッセは当面営業を続ける。
ナナちゃん人形もそのままに。

名古屋駅で計画されている細長いビル、高層ビルだけど、
福岡県北九州市の副都心、黒崎駅にメイト黒崎というビルがあったが、営業終了。

ウィキペディアより画像共有。


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黒崎そごう、ジャスコ黒崎店を核テナントとして1979年に開業したが、
2000年までに両者が撤退。
そごうの後継に井筒屋黒崎店を迎えたがこれも規模を縮小し、
財務状況の悪化に伴い2020年に経営破綻。

グーグルマップから。細長いビルがわかると思います。